7月26日の名古屋初日は、『一万年、後‥‥。』の沖島勲監督と、中原翔子さん、高橋洋監督、そして飛び入りで名古屋出身、総理秘書官役の上馬場健弘君が舞台挨拶。
場内はおかげさまで満員。ホッとしました。
上の写真は、『狂気の海』上映後の中原さんと高橋監督のトーク、というか、観客のみなさんとの質疑応答の模様。
「何であの神官ははじめから浮き輪を持っていたのか?」「ダーリンと呼ぶのは何故?」「田口トモロヲさんのキャスティングを思いついたのは?」等々、客席から切れ目なく飛び出す質問の数々で、劇場が一つになったような爆笑トークとなりました。
初日に駆けつけてくれたみなさま、ありがとうございました。
上映は8月1日まで。どうか、よろしくお願いします。
『YES MAN/NO MAN/MORE YES MAN』の松村浩行監督の最新作『TOCHKA』の先日のユーロスペースでの上映に来ていただいたたくさんの皆さん、どうもありがとうございました。
もし、感想などございましたら、こちらの方にでも、書き込んでいただけたら幸いです。
また、一日だけの上映という事で、ご覧いただけなかった方もたくさんおいでかと思います。
現在、一般公開に向けて活動中との事なので、詳細が決まり次第、こちらで報告いたしますので、その時はよろしくお願いします。
北方の海辺に建ち並ぶ戦争遺跡=トーチカが引き寄せてしまった見ず知らずの男女。
互いの眼差しが、言葉が、思惑が、記憶が交錯し、やがて逆らいようのないカタストロフへと運ばれてゆく…。
「男」を演じるのは三池崇史、黒沢清作品やタランティーノ『キル・ビル』等、幅広い作品で活躍し、多くの映画監督から厚い信頼を受ける俳優・菅田俊。
対する「女」には、井口奈巳監督『犬猫』での主演によってその魅力を広く世に知らしめた女優・藤田陽子。
全編に渡ってほぼワンロケーション、登場人物二人の、ミニマルにして豊穣、地味にして豪奢な、93分間の息詰まりをお見逃しなく!!
映画美学校セレクション2008『TOCHKA』@渋谷ユーロスペース
7月17日(木)21:00〜
*上映前に菅田俊さんによる舞台挨拶を予定しています。
映画美学校セレクション2008の詳しい情報はこちら
映画美学校HP
監督による自作解説はこちら
プロジェクトINAZUMA BLOG
contre champによる作品評はこちら
contre champ
急遽決まった追加トークでしたが、中原効果か、たくさんのお客さんが来てくれました。
中原さんは『ロッキー』最新作を引き合いに、かつての映画と比べて現代の映画がどうしてもチープに見えてしまうのは何故なのだろうかと、かなり根源的な問題提起。
古い日記を整理していたら、こんな言葉が残っていた。
●黒沢清監督から直接貰った言葉、
『「ナショナルアンセム」はよく撮ったよ。君は自分の才能に自信を持って良いと思うよ』
●中原昌也さんから貰ったメール、
『いきなりですが『ナショナル・アンセム』傑作ですね!凄く面白かったです。才能ありますよ、西尾さんは!』
↓
ビックリして「厳しい意見も下さい」と返事
↓
『これはわざわざ僕が言わなくとも自覚されてるんでしょうが、
黒沢清テイストが強すぎるところが気になります…。
群像劇という意味ではエドワード・ヤンの「恐怖分子」を
ちょっと思い出させはしましたが…やっぱり黒沢節ですね!
後半になるにしたがって何か初期の黒沢さんの映画っぽくなってるし。
いや、それでもなかなかよく出来てるし、すごく才能を感じましたよ。
自主でここまで出来れば大したものです(確かに音声の同録とアフレコにバラつきを感じますが)。
僕に言われなくても、黒沢さんテイストを徐々に消していく作品を作って行くのだろうと思います。』
好評につき終えることが出来ました、遠山智子監督『アカイヒト』の自作に関する文章は、狂気文書に移動しました。また、監督は現在、東京藝術大学大学院にて、新作を制作中とのことなので、いつか、また皆さんの目に届く日が来ると思いますので、その時はよろしくお願いします。
その他、一部記事を修正しました。(元記事は当サイト内に残っております。)
犬情、というのは、犬も歩けば棒に当たる、と似たようなことだ。
動いていれば何か面白い目に会えるということだ。
犬は口角が上がっているから、いつも笑っているように見える。
ピエロのようにふざけているように見える。
そんなふざけた犬の幻に乗せられよい気持ちになる夫婦を描いた。
自作について語ることで、自意識の肥大を晒してしまうのではと恐れるあまり、なかなか投稿できずに上映日前日となってしまいました。このまま投稿しないのも自意識に負けた気がするので、語らせて頂きます。
女2人の関係が拗れていき、殴り合いとまではいかなくても罵り合いにまで発展するような映画は、悪趣味かもしれませんが好きです。出来れば、恋愛が絡んでいない女性同士の関係が良い。一番単純で過酷な一対だと思うのです。
7月7日(月)に追加トークが決定しました。『狂気の海』上映後、中原昌也×高橋洋がトーク、『狂気の海』及び当日上映の『アカイヒト』について語ります。
前回の上映で『アカイヒト』を見逃した皆さん。どうかこの機会にご覧下さい!
初日舞台挨拶と黒沢監督とのトークの模様のミニレポートを、
狂気日記に追加しました。各々、下記アドレスにてご確認ください。
また、好評のうちに公開を終えました、『YESMAN/NOMAN/MOREYESMAN』の松村監督による自作に関する文章は、狂気文書に移動しましたので、そちらをご覧ください。
*松村監督の最新作『TOCHKA』 が映画美学校セレクション 2008(7月12日(金)~7月18日(土)連日9:00PM~ユーロスペースにて)にてプレミア公開されますので、ひきつづきよろしくお願いします。詳しくは下記アドレスにてご確認ください。
拙作『空の飴色』の上映は終わった。されど、『狂気の海』とセレクション作品の上映はまだ続くのであった。
セレクション作品の監督には、映画美学校同期生の3名の友人(松村、遠山、宮田)が含まれているが、うそ偽りなく、彼(彼女)らとの交流なしに私の『空の飴色』は生まれなかったと思う。
この機会に少しだけ、この3人の友について一方的に語らせていただく。
私がシナリオを書こうとするとき、いつも自ずと思い浮かぶのは、故郷である青森の風景や人々です。
初めて監督した「ちえみちゃんとこっくんぱっちょ」の舞台も青森で撮影したのも青森であるし、2作目の「ジャーマン+雨」も舞台こそ匿名の地であり撮影自体は関西で行われましたが、劇中で起こる数々の出来事は青森で暮らしていた幼少時代にみていたものや人々から想像を膨らませたものであるとも言えます。
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
関係者に不快とご迷惑をおかけしましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます。
宮本亮
本日7月4日のカップリングは『インフェルノ 蹂躙』。
映画評論家&犯罪研究家の柳下毅一郎さんが見に来てくれると知って、いきなり電話、その場でトークをお願いしてしまいました。ちょうどその時、柳下さんは映画秘宝田野辺氏と愛犬家連続殺人事件の原稿について打ち合わせ中だったそうな。
で、上映終了後のいきなりトークの光景が上の写真。いきなりの事態にユーロ受付大谷さんがケータイで撮ってくれました。大谷さん、ありがとうございました。
『アカイヒト』は東京では知る人ぞ知る怪奇映画、『ナショナルアンセム』も関西では知る人ぞ知る陰謀映画。知る人ぞ知る映画というのは、見た人たちはそのあまりに異様な感触に撃たれ「見た見た」とその異様さを語りたくてたまらなくなるのだが、何故か一部のコアな映画ファンの間でのみ語られるにとどまる、そういう映画なのだが、今回の『狂気の海』カップリング上映の大きな目的の一つは、そういう映画を堂々と公開し、あってもいいことにしてしまおうと、そこにあった。
しかし、僕自身、ユーロスペース2の大スクリーンと音響でこの2本と久々に出会い、驚いた。まったく別の映画にすら見えるのだ。
7月1日に行われた高橋監督と、最新作『トウキョウソナタ』の公開が待たれる、黒沢監督とのトークの模様です。
この日はたくさんの方々に来ていただき、誠にありがとうございました。
黒沢監督から高橋監督への素朴な疑問が、、
「登場人物がどのように台詞を立ち上げてきているか、さすが黒沢監督、俳優陣が一番苦労したところをチャンと見てくれています。」
それに答える高橋監督、、
「まあ、考えてみたら、上映後のトークなので、話した内容はほとんどネタバレ、ご紹介できないです‥‥。黒沢さんトーク、辻真先先生、切通さんのトーク、どちらも濃い内容なのでいずれどこかで紹介したいですね。
ちなみに見に来てくれた高校時代の友人によると、僕はこだわりのポイントが30年前と変わっていないそうです。」(高橋・談)
ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございました。
(左から、高橋監督、中原翔子さん、長宗我部陽子さん)
この日、ご都合により越られなかった田口さんですが、劇中に使用した真壁首相のスーツは、ご本人にご用意いただいたものなのですが、実はそれは、かれこれ20年前、塚本晋也監督の『鉄男』でも使用したものだそうで、今でもぴったり着られるというのは、さすが役者さんの体調管理というものはすごいものだと、感心する高橋監督でした。
(写真提供:シネマトゥデイ)
かつて、『空の飴色』制作の経緯を語りはじめようとしたまま、止めてしまったことがある。
いまさらその続きを、ということではないのだが、上映前に少しだけお話させていただきたい。
新谷尚之さんの作品解説では「サスペンスドラマ」と書かれているのだが、実は自分自身、企画段階から完成まで、この映画がそのように呼ばれようとは考えもしなかった。
サスペンスと呼ばれることを拒むつもりはまったくないが、私はこの映画で「メロドラマ」「愛憎劇」を撮りたかっただけなのである。
自主映画界のビッグイシューこと、現代映像研究会(通称 松島出版)編集の『狂気の海』パンフレットが、期間中、劇場にて販売されます。
気になるその内容は
①高橋洋ロング・インタビュー「魔法陣と呪文」
②解説インタビュー 切通理作「消えた戦後」/井土紀州「狂気の人」
③応援コメント 柳下毅一郎/清水崇/中原翔子/長宗我部陽子
④「狂気の海」シナリオ(全編収録)
A5・32ページに無理やりつめ込まれた満載の狂気情報!豊富な美麗&狂気のグラビア!
映画鑑賞の後に是非、どうぞ!お値打ちの狂気プライス 600円です!
だ、そうですので、ぜひ受付にてお求めください。(または、松島出版さん御本人よりお求めください。)
初日、6月28日の上映前には、中原翔子さん(首相夫人・女王役)、長宗我部陽子さん(ライス役)、僕の舞台挨拶があります。みなさん、よろしくお願いします。
なお、上映時の音量はユーロスーペースの適正値より相当デカクなると思います。
カップリング作品の上映は適正値に戻しますので大丈夫です。(高橋洋)
今回のセレクションでは、この映画が唯一れっきとした撮影所の作品です。
Vシネマ(厳密に言うと日活は、にっかつVフィーチャー)はビデオ屋の店頭からすぐ消えてしまうので、なかなか見られなくなってしまうんですが、この作品もそうでした。
日活から当時社会問題になっていた「ストーカー物を」というお題で、おお、グラン・ギニョールが出来る!と、北川監督、根岸プロデューサーと嬉々としてホンを作りました。タイトルを考えたのは根岸プロデューサーです。お題だけで映画が作れるのが、プログラム・ピクチャーのいい所で。もっとも予算は相当タイトで、普通犬なんか出せないんですが、北川さん、根岸さんの粘りで実現できました。劇中絵も新谷尚之さんたちに無理を言ってお願いして。由良さんが血を流しているスチルの背後に新谷美術が写ってます。
先日、アメリカの映画研究者から「あなたはジョルジュ・フランジュの『顔のない眼』が好きでしょう?」と言われてビックリ。てっきり『インフェルノ』を見てるのかと思ったら、さすがに見てなかった。何とかDVD化して、世の中に広めたい映画です。(高橋洋)
ドキュメンタリー監督の松江哲明監督が、「STUDIO VOICE」 オンラインWEBにて
ご自身のコーナーで『狂気の海』を取り上げていただきました。
『一万年、後....。』の沖島勲監督と、高橋洋監督による対談の残り(3)と(4)をアップしました。
お互いがお互いの作品を、および自作について語り合うことで、
同じような立脚点からはじまった映画製作でありながら、
生まれ出でた対照的な作品に見出されるそれぞれの作家性、資質が
垣間見えるような、大変興味深い対談になっていますので、ぜひご一読を、
また、高橋監督のインタビューが掲載された同人誌「DVU」が現在販売中です
(ユーロスペース受付にて販売しています。)ので、ご興味ある方は、
下記アドレスにてご確認ください。
映画芸術のWEBサイト、映画芸術DIARYに『狂気の海』インタビューが載りました。(高橋洋)
映画秘宝8月号に、『狂気の海』紹介と辻真先先生インタビューが載っています。
辻先生、切通理作さん、僕との第一次鼎談ですね。本当は3時間ぐらいしゃべってます。
第二次鼎談は、7月5日、渋谷ユーロスペースにて。
当日はサプライズ上映もあります! (高橋洋)