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『阿呆論』(木村卓司)

『阿呆論』は『眼の光』『非在/風景』に続く全人類絶滅祈願3部作の完結編として制作しました。今回は残念ながら『阿呆論』だけの上映で話が理解しにくいと思います。ぼくに言ってくだされば全3部作DVDをお送りします。当日は劇場におりますんで気軽に声をかけてください。おおまかにストーリーを説明しますとナチズム、ハイデガー哲学に傾倒するズンドコ孤独極致男が発狂し自分が全人類を絶滅させたと思い込み初めて地球愛に目覚めるというストーリーです。近代精神医学の本を読んでから見るととても分かりやすいと思います。(スチルはいずれも本人。声をかけて下さい)

コメント (27)

木村:

そうです。ウェルマンです。「スカイ・クロラ」は航空映画の金字塔ですよ。ヴィスコンティの如き虚無の退廃なのにルノワールの如き輝く命のポジティヴ。

木村:

いやあ、「カンフー・パンダ」なかなかおもしろかった。ロングショットでの細かいアクションに唖然。ハワード・ホークスも真っ青。でもこのパンダ、アメリカ人の象徴でしょう。アメリカ文化は素晴らしいというのを中国人に説教している。ああいやらしい。

映画俠区/戸田光啓:

『つばさ』ってウィリアム・A・ウェルマンですか?

木村:

ああ間違えた。「つばさ」「ファイヤー・フォックス」「紅の豚」よりも遥かに沸騰するでした。

木村:

戸田さん、よく分かりました。今日は「スカイ・クロラ」見ました。うわああああああ。これはとんでもなく凄かったです。ヴェネチア映画際グランプリ余裕で取れる。取れなきゃ絶対おかしい。超ハイレベル。溝口の「西鶴一代女」に匹敵する虚無大傑作。時間の描写がだんだんと重くなって行って、人形みたいなヒロインが圧倒的な存在感を持って幽霊の如く深化して行く様は圧巻。そのあまりの迫力に戦慄しました。戦闘シーンも回を追う事にスケールアップ。完全に「つばさ」も「ファイアー・フォックス」も「紅の豚」も遥かに沸騰するド迫力。この映画を完全無視したんだよなあ。カイエ系と秘宝系と映芸。まったく映画の敵が多すぎる。イヤになる。これがリアル映画ってもんなのに。「イノセンス」は我思うゆえに我ありな映画だったけど「スカイ・クロラ」は我思わないゆえに我なしな映画でした。押井監督は更に病んでます。うわあああああああ。

映画俠区/戸田光啓:

名前を出しても「無名」とか言われるならば、いっそのこと「匿名」にしてしまえというようなことなんですよ。そうするとどういうわけか「有名」になっちゃうという。どの「シネトラクト」がゴダールなんだ?とか研究者の方はそれでしょう。「シネトラクト」みたいなアジビラ映画がいろんな映画館で突然流れたら楽しいだろうな~と。同じCMを毎回見てしまうよりも、何のこっちゃ分からんもんが、不意打ちしてくるというのは、気味悪くて。You Tubeでの再生回数とかを競うよりも、二度と観られんもんが、しかも襲ってくるというのが「映画」かな~と。だから12+1をやってる最中もアジビラ映画が突然、流れるわけですね。毎日来て、いつどんなタイミングで「シネトラクト」が出てくるンだか分からんというヤツです。映画館はものすごく迷惑でしょうね。大体、12+1が作ってるとも限らんわけですから、想像するだけで楽し~な~。

木村:

シネトラクトってよく分かりませんがどうでしょう。京都はまだ「狂気の海」が上映されてないから京都でやるといいかも知れませんね。京都というとみなみ会館かあ。

映画俠区/戸田光啓:

11月の「京都国際学生映画祭」に“「狂気の海」を観ろ!”とかいう「シネトラクト」を大量に放り込むというのは如何でしょう?で、12月に「12+1」と「ソドム一派レトロスペクティヴ」を同時開催。その間、いろんなところに「シネトラクト」を放り込む。全部の「シネトラクト」を発見出来たら何かが分かるとかするというのは如何でしょう?木村さん、「シネトラクト」も12+1で作ったら面白い。匿名ですよ、「シネトラクト」ですから。

木村:

大阪で12+1を上映するにはどうすればいいか。皆様、考えてください。スーパーウルトラ自主映画祭り。天才自主映画作家大阪に集結。どうすればお客は来るのか。

木村:

いつも思うのだが何故映画芸術はアニメ映画を無視するのだろう。この雑誌は映画の敵だと思う。

木村:

最近のフリードキンは絶対フランケンハイマーを意識していると思う。「対決」に対抗して「ハンテッド」。「イヤーオブザガン」に対抗して「英雄の条件」。「12人の怒れる男」のリメイクは「氷人来たる」に対抗したに違いない。「ハンテッド」でトミーリージョーンズが市電を追いかけるシーン、「フレンチコネクション2」のクライマックスとそっくりだった。フレコネ2あれだけ貶していたのにどうしたのだ。実は好きだったのか。最近見たフリードキンの訳の分からないホラー映画、「バグ」はやはりこれまた訳の分からないフランケンハイマーのホラー映画、「DNA」に対抗したに違いない。「ガーディアン」は「プロフェシー」に対抗したに違いない。フリードキンはフランケンハイマーになりたいのだ。こうだったらフランケンハイマー信者のぼくは断固、フリードキンを支持する。最近の監督でフランケンハイマーと同じ匂いのする監督が多いのはうれしい。ポール・グリーングラスとかクリストファー・ノーランとかマイケル・マンとか。フランケンハイマーの季節が遂に到来するのか。

映画俠区/戸田光啓:

ソドム城が、ソドム城が・・・・・
確かに、押し売り、宗教の勧誘、NHK受信料や、国民年金の徴収員などの撃退には最適なアートワーク。難攻不落?あるいはすでに落城???

映画俠区/戸田光啓:

どこかでいつか見たような気がする荒野ですな、ここ。

木村:

先日「レック」というホラー映画を見たのですが、これは今年のホラー映画ベストワンです。クライマックス、屋根裏部屋に隠れていたばけものが姿を現すシーンは恐怖演出のマックス。めちゃくちゃうまくてほんとうに怖かった。何より素晴らしかったのは脇役達の発狂演技。よくここまでやらせたなあ。演技に見えなかった。ここまでやらせた監督、凄い凄い凄い。手持ちカメラによる撮影も尋常ではない臨場感を出していて凄かった。自分がその場にいると錯覚するほどでした。続けて見た「スターシップトルーパーズ3」もよかったです。チンケだったけど。明るくてスカッと爽やかな戦争賛美とキリスト教賛美とブッシュ賛美。ワハハハハハハ。

木村:

青山監督、ブログのコメント廃止にしちゃったよ。あーつまんねえ。

木村:

昨日、鬼太郎の新作を見に行った。暗すぎて醜かった。俳優がどんな顔してんのかよく分からない。アクションも何が何だかよく分からない。特にひどかったのは北乃きい嬢でほとんど動かず台本棒読みの一人ストローブユイレ状態。訳が分からない。途中から眠くなってきて爆睡してしまった。「クライマーズ・ハイ」も暗くて醜かった。見ていて何度か寝てしまいそうになった。何の戦略もなく無意味に暗い映画は眠くなるのでやめてもらいたい。ああ、今日もコメント無しだコロン。カランコロンカランカランコロン。

映画俠区/戸田光啓:

おっと二重になってます。
お許しを。

映画俠区/戸田光啓:

それってサクラみたいじゃあないですか。
自発的に書いているわけですから。

まあ私は行っていないので、今回上映に関する感想は書けないですから、それはご勘弁下さい。しかしこれは映画に関するある種の真実だと思いますね。結局、「映画体験」は一回限り、毎度毎度が「新作」っていうことなんで。しかしご自分で創っておきながら、それを新作を観るように観られるなんて、「映画作家」という生き物がウラヤマシ。実に。

映画俠区/戸田光啓:

それってサクラみたいじゃあないですか。
自発的に書いているわけですから。

まあ私は行っていないので、今回上映に関する感想は書けないですから、それはご勘弁下さい。しかしこれは映画に関するある種の真実だと思いますね。結局、「映画体験」は一回限り、毎度毎度が「新作」っていうことなんで。しかしご自分で創っておきながら、それを新作を観るように観られるなんて、「映画作家」という生き物がウラヤマシ。実に。

木村:

誰もコメント書いてくれなくてさみしかったので知人に書いてもらいました。ハハハハハハ。戸田さん、どうもありがとうございます。ほんんとに「阿呆論」どうだったんでしょう。死ぬほどくだらなかったのか。訳が分からなかったのか。ほんのちょっとだけよかったのか。うーん気になってしょうがないでござる。コメントおまちしておりまする。コントレさん、「金髪乱れて」の上映会、がんばってください。12+1は大阪でもやってほしいなあ。富岡さん、どーですかあ。

映画俠区/戸田光啓:

土曜日の夜と日曜日の朝に木村卓司さんと遭ったのですが、非常に凄い体験をなさったのだなあと感じました。それが何だったかっていうと映画作家ってものは実は自分の作品のことがテンで分かっていないという事実に気付くということなんですね。『阿呆論』はシネクラブ「映画俠区」の上映会でその時の参加者の方々にもご覧頂いたのですが、ですから木村卓司さん自身がスクリーンへの映写の形で美学校と二回はご覧になっているわけなんです。しかしにも関わらず今回の上映ではまるで違う作品に観えたそうなんですね。映画ってものは一回たりとも同じじゃあないんだという当たり前の事実に突き当たる体験だったのだなあと思いますよ。スクリーンと出会ってはじめて映画作家は自身の作品と出会うのですね。つまり毎回の上映には可能な限り付き合って、自分の創ったものの正体を、決して現さない正体を追いかけてみないといけない。そんなことにすら気付かない自主映画制作者は要りません。自分の映画、観た方がいいですよ、自主映画制作者の皆さん。でないと『金髪乱れて』を観ようが何しようが、一生、何も掴めやしないでしょうよ。木村さん、『バワリイ(阿修羅街)』と『各国の女』と『決闘!一対三』と『男の魂』と『リジェネレーション』と『懐かしのアリゾナ』のウォルシュ千本ノックを受けて下さってありがとうございました。まだまだウォルシュ砲火を浴びせまする。

木村:

本年度ベスト1、「ホット・ファズ」。この映画には男の夢が全てある。ホラー、怪獣、銃撃戦、カーチェイス。もう涎たらしっぱなし。あまりにもおもしろ過ぎる。ぼくの大好きなマイケル・ベイ監督の賛美映画でもあったのでもうご馳走過ぎて涙涙涙。絶対絶対絶対見逃してはいけない映画。

木村:

また「スピード・レーサー」ネタですがこれキャラの動きも全然納得いかなかったです。よく動いていました。フルアニメの如く。これではディズニーだ。リミテッドアニメみたいにキチンとぎこちなく動かないと完璧なリスペクトではありません。これでは映像革命にはなりません。この兄弟監督はリミテッドアニメの素晴らしさが分かっていない。でも母親役のスーザン・サランドンは何か妙に色っぽくてよかったです。近親相姦の匂いがプンプン漂っていました。「崖の上のポニョ」がママン映画になっているそうですし、「狂気の海」のトモロヲさんと中原さんの夫婦は何か息子と母親の様な感じがしたし。うーん、ママンの時代が来たのかなあ。高橋さんの次回作に近親相姦はあるのだろうか。

木村:

うわああああああ。間違えた。「バグズ・ワールド」でした。怪獣映画ファン超必見です。昨日は「スピード・レーサー」見ました。これはしょぼかった。CG以外の映像が暗い、醜い、じじぐさい。見ていて気分が悪くなりました。アニメ版はもっともっともっと明るかったぞおおおおおお。

木村:

「バグズ・ライフ」と同じ日に瀬川昌治監督の作品を何本か見たのだがいいなあ。渥美清、倍賞千恵子素晴らし過ぎる。キュートに弾けまくっている。完全に狂っている。これを見てると山田洋次監督が日本映画を破壊した事がとてもよく分かります。

木村:

おおおおおおっ。今日もコメントが無いぜ。しおしおのぱあ。今日は「バグズ・ライフ」という昆虫ドキュメンタリー映画を見たぜ。これは凄かったぜ。怪獣大戦争映画だぜ。ドキュメンタリー映画を見てこれほど血沸き肉踊るとは思わなかったぜ。超必見だ。うううううんしかししかししかし黒沢監督と飲みに行きたかったあ。無念だああああああああ。

木村:

まあコメントは絶対来ないと思いますが。まあよろしければ書き込んでくだされ。

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